ドローン登録の手順解決
ドローン登録とは?
航空法改正により、無人航空機(重量100g以上のドローン、ラジコン飛行機、ラジコンヘリなど無人で空で飛ぶもの)を登録することが2022年6月20日から義務化されます。
今までは、200g以上のものが無人航空機扱いでしたが、2022年6月20日から100g以上に適用範囲が拡大されました。
また、登録対象にもかかわらず登録せずに飛行した場合は罰則規定もあります。
登録の有効期間は3年間の更新制となります。
オンラインで申請する方法
申請方法は2パターンあります。
- ドローン登録システムも用いたオンラインによる申請
- 書面による申請
オンラインで申請する方法を解説します。
書面による申請の場合は、国土交通省が提示しているこちらのページを参考にしてください。
オンライン申請の方が安いのでおススメです。
オンラインでの登録は以下の図のように3ステップとなっています。
ドローン登録システム(登録先リンク)・・・ここで登録します!
無人航空機登録ポータルサイト(登録の趣旨などが記載されています)
無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール(必読をおススメします)
ドローン登録システムへの登録方法
登録の流れとしては以下、図の3ステップとなります。
ドローン登録システムのマニュアルで把握する
ドローン登録システムのマニュアルは「ドローン登録システム」のトップページの右上に「使い方」があります。わかりやすいので、参照しながら登録を進めてください。
アカウントの開設
ドローン登録システムのアカウントの開設からスタートします。
ドローン登録システムを開いてください。
ここで使用するマニュアルは ⇒ リンク先(アカウントの開設方法)
開設に必要なもの
アカウントの開設に必要なものを用意します。
(マニュアルの3ページ目に記載)
アカウント開設
規約に同意した後、アカウントの開設に必要な情報を入力。
(マニュアルの5ページ目に記載)
マイナンバーカードの連動
マイナンバーカードで登録する場合には、マイナンバーカード情報連携をする必要があります。(マイナンバーカードの券面情報を読み取る必要あり)
この場合は ⇒ リンク先(マイナンバーカードの券面情報を読み取る方法)
マイナンバーカードの数字4桁の暗証番号や英数字6〜16桁の暗証番号を連続して間違えるとロックがかかり、ロック解除には、市区町村窓口での手続きになりますので注意して行ってください!!!
アカウントの開設に必要な情報の入力
氏名、住所、メールアドレス等のアカウントの開設に必要な情報を入力。
(マニュアルの5ページ目に記載)
最後に入力情報の確認を行うと、記入したメールアドレス宛にログインIDが送付されます。
重要なのは、今後ドローン登録システムを使う度に使用しますので、ログインIDと設定したパスワードを忘れない様に管理が必要です。
機体の新規登録
ここで使用するマニュアルは ⇒リンク先(機体の新規登録)
マニュアルの4、5ページ目に記載のようにログインして新規登録に進みます。
本人の確認方法の選択
本人の確認方法を選択。
(マニュアルの6ページ目に記載)
個人のアカウントの場合、「マイナンバーカード」、「運転免許証」、「パスポート」、「書類の郵送」の、4種類の本人確認方法が利用可能。
本人確認の方法について次のマニュアルを参照 ⇒ リンク先(本人確認の方法)
所有者情報の入力
所有者情報の入力。
(マニュアルの7ページ目に記載)
機体情報の入力
機体情報の入力。
(マニュアルの8ページ目に記載)
POINT
一度に20台まで同時に機体登録可能。 複数の機体を登録する場合は「他の機体情報を続けて入力」ボタンを押します。 入力フォームが切り替わり別の機体の情報を入力。 既に登録する機体が複数台決まっている場合は、2台目以降の手数料が割引になるため、ここで同時に登録することをおススメします。 別々に登録してしまうと2台目以降の手数料の割引が適用外になります。
「メーカーの機体・改造した機体」は製造者登録されているメーカーのみ選択可能です。
例えば、DJIやSkydioなどは製造者登録されているメーカーとなります。
一方でParrotなどは製造者登録されていないため「自作した機体・その他」を選択する必要があります。
手数料の納付
手数料の納付になります。
ここで使用するマニュアルは ⇒リンク先(手数料の納付)
手数料の納付は、申請受付完了メールが届いてからとなります。
自作機の場合は、申請受付が完了するまで数日掛かるようです。
登録記号の確認
ここで使用するマニュアルは →リンク先(登録記号の確認)
確認方法の流れは以下の「申請状況の詳細画面で確認する」と「所有機体情報の詳細画面で確認する」の2つのパターンとなります。
ドローンの登録後は?
登録が完了するとJUから始まる登録記号が付与されます。
この登録記号は無人航空機の簡単に取り外しができない、そして外部から確認しやすい箇所に耐久性のある方法で鮮明に表示する必要があります。